2024.06.19
占いと一口にいっても「タロット占い・手相占い・算命学」など、幅広い種類があります。
「占いにはどんな種類があるの?」
「タロット占いができるようになりたい!」
「占いをはじめたいけど、どの占いがおすすめ?」
など、疑問がある方もいるのではないでしょうか。
占いは種類によって異なるアプローチが使われます。特徴を知り、自分に合ったものを見つけることがおすすめです。
そこで本記事では、
について分かりやすく解説します。
自分に合った占いを知りたい、占いをやってみたいという方はぜひ最後までお読みください。
占いは大きく分けると「命術」「卜術」「相術」の3つに分けられます。
命術 | 生年月日、生まれた場所、時間など不変的な情報をもとに占う。 |
卜術 | サイコロやタロットなど偶然の情報をもとに占う。 |
相術 | 顔・手・家などの形や見える要素にアプローチして占う。 |
占いによってそれぞれアプローチの仕方が異なっています。
はじめは、自分の興味があるものを調べてみることもおすすめです。
ここからは「命術」「卜術」「相術」の代表的な占術について解説します。
命術は生年月日や生まれた場所など、生まれ持った運命や特性にアプローチする占術です。
命術は以下のような相談内容を占うことに適しています。
ここからは代表的な以下の6つの命術について解説していきます。
四柱推命とは、中国で生まれた伝統的な占術の一種です。その的中率の高さから「占いの帝王」とも呼ばれ、国を左右するような決定にも使われていました。
占いに使用するのは、生年月日と生まれた時間です。四柱推命では、それを以下のような「4つの柱」となぞらえています。
これら、四柱と干支を組み合わせることで、
などを占うことができます。
例えば、自分の天職や結婚する時期を占うのに向いているでしょう。また、生年月日と生まれた時間が分かれば誰でも占うことができるため、多くの人に親しまれている占いです。
九星気学とはその人の生まれ持った性質や運勢を占う中国の占術です。あらゆる物は「火・水・木・金・土」がもとになるという中国の思想である五行説と、180年を一つの周期としている九星術に干支を組み合わせることで以下の九つに分類ができます。
この九星を知ることで、自分の性格や相性、向いていることなどを知ることができます。
過去には、京都や平安京の建立や徳川家康による江戸城の開府など、歴史上のさまざまな場面で活用されたそうです。このことから個人の運勢だけでなく、ターニングポイントで利用するのもオススメといえるでしょう。
九星気学はポピュラーな占いであり、本も多く出版されているため、すぐにはじめられることもメリットといえます。
数秘術とは生年月日や名前などを数値化し、数字のもつ意味にアプローチした世界中で人気がある占術です。「すべての事象は数に関係している」といった思想をもつギリシャの哲学者ピタゴラスが創始したとされています。
有名な数秘術としては、生年月日の数字をばらばらにしてから足し算をして最終的に出た1ケタの数字から性格や才能、運命などを知る手法です。
例:1994年11月6日の場合
1+9+9+4+1+1+6=31 → 3+1=4
近年では、採用の選考・業務の適性・人事配置などの場面に数秘術を取り入れている企業も多く、ビジネスとも相性の良い占術といえるでしょう。
西洋占星術とは、生まれた瞬間の星の配置を読み解いてアプローチする占術です。誕生は紀元前2000年頃と古く、当時の研究者が星の動きや配置などの法則性に着目し、あらゆる情報を読み解けるようになったことがはじまりとされています。
西洋占星術は生まれた日・時間・出生地の情報をもとにして、ホロスコープと呼ばれる12星座と10の惑星の配置図を作成します。それぞれの星座や惑星には、性格や傾向、行動や思考などの意味を持ち、ホロスコープを読み解けばその人をより深く理解することが可能です。西洋占星術の特徴として、人の未来や感情を占うことには適していません。性格、資質、タイプなど、どんな人なのかを深く理解したいときに役立つ占術です。
算命学とはおよそ4000年前に中国で発祥され、占術として長い歴史があります。当時の人々は五行陰陽説という自然事象をもとにした法則から性質や運命を導きだしていたそうです。
算命学は生年月日や干支から運命を表す命式を導きだします。
命式を読み解くことで、以下のようなさまざまなことを占えます。
幅広く占える上に的中率の高い算命学は、人生の迷いや悩みがなくなる占術といえるでしょう。
しかし、算命学は奥が深く難易度の高い占術のため、効果を出すためにはしっかりと勉強する時間が必要です。
紫微斗数とは、古代中国から伝わる約1000年の歴史がある占術です。
紫微斗数を行う際は「生年月日・出生時間・出生場所」を用います。
これらの先天的な要素をもとに、12の宮と呼ばれる分類のどこに位置するかを読み解き、自分の使命や性格・適職・結婚など幅広く運勢を占うことができます。
「自分はなぜ生まれてきたのか?」など、自分という存在の根源的な部分を知れるため、どうすればいいか迷ってしまったときにおすすめな占術です。
台湾や中国では大変人気のある紫微斗数ですが、日本では専門にしている占い師は少数となります。もしも紫微斗数ができる占い師になれれば、市場価値が高く大きな活躍ができるかもしれません。
卜術は偶然性に基づいた占術の一種で、タロットやサイコロなどのアイテムを用いた結果をもとにした占いです。
卜術は以下のような相談内容を占うことに適しています。
ここからは代表的な以下の3つの卜術を解説していきます。
タロット占いは、タロットカードを用いて、現在や未来についてアドバイスを示す占いです。
タロットカードの起源は曖昧で、15世紀ごろイタリアでゲームのために使われたという説があり、当時は貴族のみが使える高価な物でした。
タロットカードは全78枚あり、カードの絵柄や向きなどから現在の状況や未来を読み解き、運勢・恋愛・仕事・人間関係など、幅広く占えます。タロット占いは日本でも人気があり、タロット関連の本やWebページは多くあります。絵柄の意味や手順を覚えれば、簡単にはじめられるため入門者におすすめといえるでしょう。
しかし、占い師によって絵柄のもつ意味のちがいがあったり、依頼者の心の状態によって結果が変わったりと、シンプルに見えてとても奥深い占いでもあります。
ルーン占いとは、古代ゲルマン民族のルーン文字が書かれたルーンストーンを使った占術です。ルーンストーンは大変神秘的なものであり、魔除けや儀式のときに使われていました。
ルーン文字にはそれぞれ意味があり、その意味から吉凶を読み取ります。
占い方法は以下の2種類です。
キャスティング | 布の上にルーンストーンを投げて落ちた場所や形をもとに占う |
スプレッド | ルーンストーンを袋から引いてその形をもとに占う |
ルーン占いは、相手の気持ちや深層心理、潜在意識を読み取れます。また、長期的なことよりも変化の起きやすい短期的な事象を占うのに適しているため、現在の恋愛や人間関係を占ってほしい方におすすめできます。
易占いとは、陰陽・五行・八卦などの考えに基づいた中国で古くから伝わる占術です。
占い方法は、筮竹(ぜいちく)やコイン、サイコロなどを使って、卦を立て、その卦の意味から吉凶を判断します。
易占いには、周易、断易、梅花心易の3つの種類があります。
種類によってちがった特徴があり、相談者の状況によって使い分ける占い師もいるそうです。
易占いは、恋愛や仕事、健康、金運などさまざまな事柄を占えますが遠い未来を占うのには向いていません。
また、易占いを受ける際には具体的な悩みや相談を考えるようにしましょう。相談内容を明確にすることで、より具体的なアドバイスがもらえるかもしれません。
相術はものの形にアプローチして行う占術です。相術は自身の行動によって変化しやすいという特徴があります。
相術は以下のような相談内容を占うことに適しています。
ここからは代表的な以下の4つの相術を紹介します。
手相占いとは、手の表面にある線や形にアプローチする占術です。約6000年前の古代インドで始まったとされており、あらゆる人の手相を分析・研究してできた統計学の占術といわれています。
手相には、主に生命線・知能線・感情線・運命線などがあり、それぞれの線の長さや太さなどによって、性格や運勢を知ることができます。例えば、横一直線にできる「ますかけ線」は天下を取れる資質がある人にできる線で、なんと戦国時代の天下人である織田信長や豊臣秀吉の手相にもあったそうです。
手相占いはインターネットや書籍などですぐに学ぶことができるため、入門者におすすめの占術といえるでしょう。手相をたくさん覚えて、ぜひ友達や恋人の手相を確認してみてください。
人相占いとは、顔の形や表情などにアプローチする占術です。古代中国で始まったとされており、現在も多くの国で親しまれています。
人相占いは主に、目・鼻・口・耳・輪郭・ほくろなどから判断でき、それぞれの形や大きさなどを分析して性格や運勢を判断します。人相は生まれ持ったものだけでなく、生き方によっても変化するため、その時々によって占い結果が変化しやすいことが特徴です。
手相占いと同様に統計的な情報ですが、人を見るための採用や面談で人相占いを利用するケースもあり、信ぴょう性の高い占いといえます。
風水とは、家やオフィスなどに流れる目に見えないエネルギー「気」を整えることで、その人の運気を高める占術です。
風水は中国が起源ですが、日本では聖徳太子が興味をもち、その影響から方角や建物の造りにこだわっていたとの説もあります。
風水は良い気を呼び込み、悪い気を払うことで、運気を高めることができる相術です。
風水でよく行われる開運方法は、以下のようなものが挙げられます。
このように生活や行動を変化させることが、他の占いとはちがった風水の特徴といえるでしょう。
姓名判断とは、その人の「姓」と「名」を構成する文字の画数やバランスから運勢を見る占術です。姓名を構成する文字の画数を合計して、その人の運勢を5つの格に分けて分析します。
それぞれの画数を知ることで、仕事運・恋愛運・性格などさまざまな運勢を把握できます。
自分の運勢を知るだけでなく、社名の考案や赤ちゃんの命名にも役立つ占いですね。
ここまでは、占いの種類や特徴について紹介しました。しかし、どの占いを選べばいいか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。ここからは、どのように占いを選ぶべきかを以下の3つのポイントについてまとめました。
それぞれ解説します。
悩みが先天的なものなのか未来に関するものなのかなど、自分がもつ悩みを明確にしましょう。占いの種類によっては、得意とする分野がことなるためです。
例えば、現在の状況を知りたい場合には卜術や相術が適しています。また、生まれ持った特性などを見る際には命術を利用すると良いかもしれません。
このように、自分の悩みをしっかりと把握することで選ぶべき占いが見えてきます。
占い師によってタロット占いを得意としている人もいれば、四柱推命を専門でやっている人もいます。結果を出している占い師は得意分野があることが多いため、その占術を選ぶことで自分の悩みが解決するかもしれません。ただし、高額な鑑定料がかかったり親身になって聞いてくれなかったりする悪質な占い師も存在します。
占い師を選ぶ際には、口コミや評判をしっかりと確かめるようにしましょう。
興味のある占術や自分がやってみたい占術がある場合、それを選ぶこともおすすめです。自分が興味がもてなかったりよく分からなかったりする占いを選ぶと、満足できないケースにつながることもあるでしょう。
また、実際にプロの占い師の作法を間近で見ることで、自分もやってみたいという気持ちにつながるかもしれません。ぜひ、本記事で解説した各占術の特徴を参考にして興味あるものを選んでみてください。
入門者がはじめやすく、おすすめの占いはタロット占いです。
タロット占いの基本的なやり方は以下の手順で進めます。
タロット占いで使用するタロットカードには様々な種類があることも特徴です。自分の占いスキルや好みに合うタロットカードのデザインを選ぶこともできます。
本格的なタロットカードでは、78枚と覚えることも多く「各カードの意味を覚えるのが難しそう」と思われるかもしれません。ですが、人気のある占術であるがゆえに、書籍や教室も数多くあります。そのため、全くの初心者であっても着実にスキルを得やすい占いといえるでしょう。
タロット占いをはじめてみたいと思ったあなたには、オンラインでも学べる羅心盤academyスクールがおすすめです。羅心盤academyは、タロット占いの現役プロが直接指導!独学では習得の難しいさまざまな手法を学べます。
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