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【入門者必見】占いの種類はどれくらいある?占いの選び方や始め方を3分で解説

2023.11.09

  • 占術

占いと一口にいっても「タロット占い・手相占い・算命学」など、幅広い種類があります。

「占いにはどんな種類があるの?」
「タロット占いができるようになりたい!」
「占いをはじめたいけど、どの占いがおすすめ?」

など、疑問がある方もいるのではないでしょうか。

占いは種類によって異なるアプローチが使われます。特徴を知り、自分に合ったものを見つけることがおすすめです。

そこで本記事では、

  • 占いの種類
  • 占いの選び方
  • 占いを学ぶ

について分かりやすく解説します。
自分に合った占いを知りたい、占いをやってみたいという方はぜひ最後までお読みください。

占いの種類は大きく分けて3つ!

占いは大きく分けると「命術めいじゅつ」「卜術ぼくじゅつ」「相術そうじゅつ」の3つに分けられます。

命術めいじゅつ 生年月日、生まれた場所、時間など不変的な情報をもとに占う。
卜術ぼくじゅつ サイコロやタロットなど偶然の情報をもとに占う。
相術そうじゅつ 顔・手・家などの形や見える要素にアプローチして占う。

占いによってそれぞれアプローチの仕方が異なっています。
はじめは、自分の興味があるものを調べてみることもおすすめです。

ここからは命術めいじゅつ」「卜術ぼくじゅつ」「相術そうじゅつの代表的な占術について解説します。

命術めいじゅつ

命術めいじゅつは生年月日や生まれた場所など、生まれ持った運命や特性にアプローチする占術です。
命術めいじゅつは以下のような相談内容を占うことに適しています。

  • 適職を教えてください
  • 転職をしたいのですが、いつが良いですか?
  • 相性を教えてください
  • いつ頃、結婚出来ますか?
  • 今年の運勢を教えてください
  • 恋愛運、金運、仕事運を教えてください
  • 将来、私はどうなりますか?

ここからは代表的な以下の6つの命術めいじゅつについて解説していきます。

  • 四柱推命しちゅうすいめい
  • 九星気学きゅうせいきがく
  • 数秘術すうひじゅつ
  • 西洋占星術せいようせんせいじゅつ(星占い)
  • 算命学さんめいがく
  • 紫微斗数しびとすう

四柱推命しちゅうすいめい

四柱推命しちゅうすいめいとは、中国で生まれた伝統的な占術の一種です。その的中率の高さから「占いの帝王」とも呼ばれ、国を左右するような決定にも使われていました。

占いに使用するのは、生年月日と生まれた時間です。四柱推命しちゅうすいめいでは、それを以下のような「4つの柱」となぞらえています。

 ・年柱:生まれた年
 ・月柱:生まれた月
 ・日柱:生まれた日
 ・時柱:生まれた時間

これら、四柱と干支を組み合わせることで、

 ・性格
 ・才能
 ・学業や仕事
 ・結婚
 ・財運

などを占うことができます。
例えば、自分の天職や結婚する時期を占うのに向いているでしょう。また、生年月日と生まれた時間が分かれば誰でも占うことができるため、多くの人に親しまれている占いです。

九星気学きゅうせいきがく

九星気学きゅうせいきがくとはその人の生まれ持った性質や運勢を占う中国の占術せんじゅつです。あらゆる物は「火・水・木・金・土」がもとになるという中国の思想である五行説と、180年を一つの周期としている九星術に干支を組み合わせることで以下の九つに分類ができます。

  • 一白水星(いっぱくすいせい)
  • 二黒土星(じこくどせい)
  • 三碧木星(さんぺきもくせい)
  • 四緑木星(しりょくもくせい)
  • 五黄土星(ごおうどせい)
  • 六白金星(ろっぱくきんせい)
  • 七赤金星(しちせききんせい)
  • 八白土星(はっぱくどせい)
  • 九紫火星(きゅうしかせい)

この九星を知ることで、自分の性格や相性、向いていることなどを知ることができます。
過去には、京都や平安京の建立こんりゅうや徳川家康による江戸城の開府など、歴史上のさまざまな場面で活用されたそうです。このことから個人の運勢だけでなく、ターニングポイントで利用するのもオススメといえるでしょう。
九星気学きゅうせいきがくはポピュラーな占いであり、本も多く出版されているため、すぐにはじめられることもメリットといえます。

数秘術すうひじゅつ

数秘術すうひじゅつとは生年月日や名前などを数値化し、数字のもつ意味にアプローチした世界中で人気がある占術です。「すべての事象は数に関係している」といった思想をもつギリシャの哲学者ピタゴラスが創始そうししたとされています。

有名な数秘術すうひじゅつとしては、生年月日の数字をばらばらにしてから足し算をして最終的に出た1ケタの数字から性格や才能、運命などを知る手法です。

 例:1994年11月6日の場合
   1+9+9+4+1+1+6=31 → 3+1=4

近年では、採用の選考・業務の適性・人事配置などの場面に数秘術すうひじゅつを取り入れている企業も多く、ビジネスとも相性の良い占術といえるでしょう。

西洋占星術せいようせんせいじゅつ(星占い)

西洋占星術せいようせんせいじゅつとは、生まれた瞬間の星の配置を読み解いてアプローチする占術です。誕生は紀元前2000年頃と古く、当時の研究者が星の動きや配置などの法則性に着目し、あらゆる情報を読み解けるようになったことがはじまりとされています。

西洋占星術せいようせんせいじゅつは生まれた日・時間・出生地の情報をもとにして、ホロスコープと呼ばれる12星座と10の惑星の配置図を作成します。それぞれの星座や惑星には、性格や傾向、行動や思考などの意味を持ち、ホロスコープを読み解けばその人をより深く理解することが可能です。西洋占星術の特徴として、人の未来や感情を占うことには適していません。性格、資質、タイプなど、どんな人なのかを深く理解したいときに役立つ占術です。

算命学さんめいがく

算命学さんめいがくとはおよそ4000年前に中国で発祥され、占術として長い歴史があります。当時の人々は五行陰陽説ごぎょういんようせつという自然事象をもとにした法則から性質や運命を導きだしていたそうです。

算命学さんめいがく生年月日や干支から運命を表す命式を導きだします。
命式を読み解くことで、以下のようなさまざまなことを占えます。

  • 恋愛、結婚
  • 仕事
  • 健康
  • 資質、性格

幅広く占える上に的中率の高い算命学は、人生の迷いや悩みがなくなる占術といえるでしょう。
しかし、算命学さんめいがくは奥が深く難易度の高い占術のため、効果を出すためにはしっかりと勉強する時間が必要です。

紫微斗数しびとすう

紫微斗数しびとすうとは、古代中国から伝わる約1000年の歴史がある占術です。
紫微斗数しびとすうを行う際は「生年月日・出生時間・出生場所」を用います。

これらの先天的な要素をもとに、12の宮と呼ばれる分類のどこに位置するかを読み解き、自分の使命や性格・適職・結婚など幅広く運勢を占うことができます。
「自分はなぜ生まれてきたのか?」など、自分という存在の根源的な部分を知れるため、どうすればいいか迷ってしまったときにおすすめな占術です。

台湾や中国では大変人気のある紫微斗数しびとすうですが、日本では専門にしている占い師は少数となります。もしも紫微斗数しびとすうができる占い師になれれば、市場価値が高く大きな活躍ができるかもしれません。

卜術ぼくじゅつ

卜術ぼくじゅつは偶然性に基づいた占術の一種で、タロットやサイコロなどのアイテムを用いた結果をもとにした占いです。
卜術ぼくじゅつは以下のような相談内容を占うことに適しています。

  • 今、恋人は、私のことをどう思っていますか?
  • 今、恋人に連絡しても良いですか?
  • YES、NOどちらですか?
  • 会社を辞めても良いですか?
  • 上司は私の事をどう思っていますか?

ここからは代表的な以下の3つの卜術ぼくじゅつを解説していきます。

  • タロット占い
  • ルーン占い
  • 易占

①タロット占い

タロット占いは、タロットカードを用いて、現在や未来についてアドバイスを示す占いです。
タロットカードの起源は曖昧で、15世紀ごろイタリアでゲームのために使われたという説があり、当時は貴族のみが使える高価な物でした。

タロットカードは全78枚あり、カードの絵柄や向きなどから現在の状況や未来を読み解き、運勢・恋愛・仕事・人間関係など、幅広く占えます。タロット占いは日本でも人気があり、タロット関連の本やWebページは多くあります。絵柄の意味や手順を覚えれば、簡単にはじめられるため入門者におすすめといえるでしょう。

しかし、占い師によって絵柄のもつ意味のちがいがあったり、依頼者の心の状態によって結果が変わったりと、シンプルに見えてとても奥深い占いでもあります。

②ルーン占い

ルーン占いとは、古代ゲルマン民族のルーン文字が書かれたルーンストーンを使った占術です。ルーンストーンは大変神秘的なものであり、魔除けや儀式のときに使われていました。
ルーン文字にはそれぞれ意味があり、その意味から吉凶きっきょうを読み取ります。

占い方法は以下の2種類です。

キャスティング 布の上にルーンストーンを投げて落ちた場所や形をもとに占う
スプレッド ルーンストーンを袋から引いてその形をもとに占う

ルーン占いは、相手の気持ちや深層心理、潜在意識を読み取れます。また、長期的なことよりも変化の起きやすい短期的な事象を占うのに適しているため、現在の恋愛や人間関係を占ってほしい方におすすめできます。

易占いえきうらない

易占いえきうらないとは、陰陽・五行・八卦などの考えに基づいた中国で古くから伝わる占術です。
占い方法は、筮竹(ぜいちく)やコイン、サイコロなどを使って、卦を立て、その卦の意味から吉凶を判断します。

易占いえきうらないには、周易しゅうえき断易だんえき梅花心易ばいかしんえきの3つの種類があります。

  • 周易しゅうえき易経えききょうに基づいて占う
  • 断易だんえき…五行を中心として占う
  • 梅花心易ばいかしんえき…道具を使わずに生年月日や周囲の環境をもとに占う

種類によってちがった特徴があり、相談者の状況によって使い分ける占い師もいるそうです。
易占いえきうらないは、恋愛や仕事、健康、金運などさまざまな事柄を占えますが遠い未来を占うのには向いていません。
また、易占いを受ける際には具体的な悩みや相談を考えるようにしましょう。相談内容を明確にすることで、より具体的なアドバイスがもらえるかもしれません。

相術そうじゅつ

相術そうじゅつはものの形にアプローチして行う占術です。相術そうじゅつは自身の行動によって変化しやすいという特徴があります。
相術そうじゅつは以下のような相談内容を占うことに適しています。

  • 運勢(恋愛運、結婚運、金運、健康運)を教えてください
  • 引越し先はどちらが良いですか?
  • 出会いはありますか?
  • 結婚出来ますか?
  • 適職を教えてください

ここからは代表的な以下の4つの相術を紹介します。

  • 手相
  • 人相占い
  • 風水
  • 姓名判断せいめいはんだん

①手相

手相占いとは、手の表面にある線や形にアプローチする占術です。約6000年前の古代インドで始まったとされており、あらゆる人の手相を分析・研究してできた統計学の占術といわれています。

手相には、主に生命線・知能線・感情線・運命線などがあり、それぞれの線の長さや太さなどによって、性格や運勢を知ることができます。例えば、横一直線にできる「ますかけ線」は天下を取れる資質がある人にできる線で、なんと戦国時代の天下人である織田信長や豊臣秀吉の手相にもあったそうです。

手相占いはインターネットや書籍などですぐに学ぶことができるため、入門者におすすめの占術といえるでしょう。手相をたくさん覚えて、ぜひ友達や恋人の手相を確認してみてください。

②人相占い

人相占いとは、顔の形や表情などにアプローチする占術です。古代中国で始まったとされており、現在も多くの国で親しまれています。

人相占いは主に、目・鼻・口・耳・輪郭・ほくろなどから判断でき、それぞれの形や大きさなどを分析して性格や運勢を判断します。人相は生まれ持ったものだけでなく、生き方によっても変化するため、その時々によって占い結果が変化しやすいことが特徴です。
手相占いと同様に統計的な情報ですが、人を見るための採用や面談で人相占いを利用するケースもあり、信ぴょう性の高い占いといえます。

③風水

風水とは、家やオフィスなどに流れる目に見えないエネルギー「気」を整えることで、その人の運気を高める占術です。
風水は中国が起源ですが、日本では聖徳太子が興味をもち、その影響から方角や建物の造りにこだわっていたとの説もあります。

風水は良い気を呼び込み、悪い気を払うことで、運気を高めることができる相術そうじゅつです。
風水でよく行われる開運方法は、以下のようなものが挙げられます。

  • 玄関に植物を置く
  • 鏡を飾る
  • トイレはこまめに掃除する
  • ゴミを溜めない

このように生活や行動を変化させることが、他の占いとはちがった風水の特徴といえるでしょう。

姓名判断せいめいはんだん

姓名判断せいめいはんだんとは、その人の「姓」と「名」を構成する文字の画数やバランスから運勢を見る占術です。姓名を構成する文字の画数を合計して、その人の運勢を5つの格に分けて分析します。

  • 天格:苗字の画数を合計したもの
  • 人格:姓の下と名の上の文字の画数を合計したもの
  • 地格:名の画数を合計したもの
  • 外格:総格の画数から人格の画数を引いた数字
  • 総格:姓名の画数を合計したもの

それぞれの画数を知ることで、仕事運・恋愛運・性格などさまざまな運勢を把握できます。
自分の運勢を知るだけでなく、社名の考案や赤ちゃんの命名にも役立つ占いですね。

占いの選び方

ここまでは、占いの種類や特徴について紹介しました。しかし、どの占いを選べばいいか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。ここからは、どのように占いを選ぶべきかを以下の3つのポイントについてまとめました。

  • 自分の悩みから選ぶ
  • 占い師の専門分野から選ぶ
  • 興味のある占術から選ぶ

それぞれ解説します。

①自分の悩みから選ぶ

悩みが先天的なものなのか未来に関するものなのかなど、自分がもつ悩みを明確にしましょう。占いの種類によっては、得意とする分野がことなるためです。
例えば、現在の状況を知りたい場合には卜術ぼくじゅつ相術そうじゅつが適しています。また、生まれ持った特性などを見る際には命術めいじゅつを利用すると良いかもしれません。

このように、自分の悩みをしっかりと把握することで選ぶべき占いが見えてきます。

②占い師の専門分野から選ぶ

占い師によってタロット占いを得意としている人もいれば、四柱推命を専門でやっている人もいます。結果を出している占い師は得意分野があることが多いため、その占術を選ぶことで自分の悩みが解決するかもしれません。ただし、高額な鑑定料がかかったり親身になって聞いてくれなかったりする悪質な占い師も存在します。

占い師を選ぶ際には、口コミや評判をしっかりと確かめるようにしましょう。

③興味のある占術から選ぶ

興味のある占術や自分がやってみたい占術がある場合、それを選ぶこともおすすめです。自分が興味がもてなかったりよく分からなかったりする占いを選ぶと、満足できないケースにつながることもあるでしょう。

また、実際にプロの占い師の作法を間近で見ることで、自分もやってみたいという気持ちにつながるかもしれません。ぜひ、本記事で解説した各占術の特徴を参考にして興味あるものを選んでみてください。

入門者におすすめの占いの種類は?

入門者がはじめやすく、おすすめの占いはタロット占いです。
タロット占いの基本的なやり方は以下の手順で進めます。

  • 78枚のタロットカードをシャッフルする
  • 質問をする
  • カードを1~3枚ほど取り出す
  • カードのもつ意味やカードの向きなどから占う

タロット占いで使用するタロットカードには様々な種類があることも特徴です。自分の占いスキルや好みに合うタロットカードのデザインを選ぶこともできます。

本格的なタロットカードでは、78枚と覚えることも多く「各カードの意味を覚えるのが難しそう」と思われるかもしれません。ですが、人気のある占術であるがゆえに、書籍や教室も数多くあります。そのため、全くの初心者であっても着実にスキルを得やすい占いといえるでしょう。

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この記事を監修した占い師

結月

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結月

羅心盤の指名率No.1占い師で年間2500人以上の鑑定実績を持つ。

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