2024.06.19
天中殺(てんちゅうさつ)」や「大殺界(だいさっかい)」という言葉を聞いたことがありますか?これらの言葉は、「算命学」という占術で使われるものです。しかし、これらの専門用語を知っていても、実際にどのように占うのか分からない方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、算命学の知識や実際の占いの様子をレポート形式で紹介しています。算命学が気になる方や占ってもらいたい方は、ぜひ占い師を決める参考にしてくださいね。
占いは自身の悩みに合わせて、占術もマッチさせる必要があります。ここでは、算命学で占って欲しいとお考えの方に向けて、代表的な項目を解説しています。
算命学は、生まれ持った性格や性質、可能性を見出すことができます。
例えば、
そのため、自分でも気づいていなかった部分に触れたり、見つめ直したい方に向いている占術です。
算命学では、自身の運勢を見ることができます。
といったタイミングにおいての行動は、運が良い時に行動を移せば成功しやすくなりますが、運が悪い時に行動を移してしまうとうまくいかないことも……。
運勢には波がありますが、あらかじめ決まった運勢の流れを知って行動することで、より良いスタートを切ったり、トラブルを回避することもできます。自身の決断や決意をどのタイミングで行動に移すか知りたい方に向いている占術です。
算命学では、生まれ持った性格や性質や自身の運勢を知ることができますが、それは自身に限ったことではありません。
上記のようなお相手の生年月日さえあれば、相手の本質や運勢なども知ることができ、なおかつ相性も知ることができます。お相手と最終的にどうなるかや今後の関係が知りたい方に向いている占術です。
東京の占いサロン「羅心盤」にも算命学の得意な占い師が所属しています。紹介しますので、ご相談前の参考にしてくださいね。
東京の中目黒店では結月先生が算命学を得意としていますが、そのほかにも以下のような占術を得意としています。
上記のような多彩な占術で相談者の悩みや不安に寄り添う鑑定が人気の占い師です。予約が埋まってしまう日も多々あるため、余裕をもった予約をおすすめしています。
また、得意分野は以下の通りです。
中でも「難しい恋愛」や「復縁」を得意としており、メンタル心理ヘルスカウンセラーといった資格の知識と合わせてアドバイスして、次のステージへと進むお手伝いをします。
東京の北千住店ではNatsu先生が算命学を得意としている占い師です。算命学を通して相談者自身も知らなかったことを知ることができ、以下のような分野のアドバイスを得意としています。
Natsu先生の精度の高いアドバイスを必要としているリピーターさんが多いことと出演している日が多くないことから、予約を取ることが難しい占い師でもあります。
算命学や占いに興味があるけど、どんなことを話せばよいのかわからない……という方もいらっしゃるでしょう。そこで今回はお客様に協力をいただいて、鑑定中の様子を体験再現レポとして公開いたします。普段誰かの占う様子をじっくり見るようなことはないと思いますので、よければこちらを参考にされてくださいね。
今回は羅心盤でも大人気の占い師である「結月先生」の鑑定。
相談者さんが結月先生を選ばれた理由は、
だそうです。
まず、どのようにお呼びするかを結月先生から相談者さんにお聞きします。この時の呼び名は本名でなくとも良いそうです。
その後、悩みや鑑定で知りたいことを伺っていきます。
今回の相談者さんは
加えて、今のままキャリアを積むべきか、転職するべきかを決めたい、また転職するならいつが良いかが知りたいとのことです。
恥ずかしそうに笑いながら自身の悩みを打ち明ける相談者さんに安心できるよう「大丈夫ですよ」と結月先生が言葉をかけて鑑定開始となりました。
相談者さんが現在勤めてらっしゃる業種と合っているとのことで、相談者さんは嬉しそうに微笑んでいらっしゃいました。算命学の説明を加えながら、もともと持っている性格のどこが業種に合っているのかを説明していく結月先生。自分の鑑定ではないのに、一緒に聞いている私も引き込まれるようでした。
また、深く話を進めていく過程で「バランスというものがないタイプ」などの性格にまつわる話がズバリ当たっているらしく、時に「おー」と笑いながら、時に「そうなんですよ」と言って納得しながら話を聞く相談者さん。占いが始まった時の緊張がなくなり、すっかり心を開いていらっしゃるように見えました。その後もどう進むと運がよくなるか、転職するならいつなど、結月先生の言葉をリラックスした面持ちで聞いています。
「仕事を通して人生が満たされるようになるにはどうしたらいいか見ていきましょう」と、結月先生がシンクロニシティカードを手に取りました。
再び緊張ぎみの相談者さん。そんな相談者さんの機微を感じ取って、相談者さんの聞き手ではない方の手をかざしながら「何かお悩みあるでしょう」とジョークを交えながら緊張している相談者さんを和ませます。
笑顔でありながらも真剣な結月先生と相談者さんのお祈りは進み、最後にシンクロニシティカードを相談者さんに手渡しました。相談者さんにカードをシャッフルしてもらってから結月先生がカードを開きます。
「もしかしたらバランスが今崩れてモヤっとしているのかも」と出た意味を解説。加えて、その悩みの解決方法をお伝えしながら、「今行っているお仕事はあなたのレベルアップや成功に必要な修行の一環です」と詳しくカードからのメッセージを相談者さんに伝えていきます。
さらに結月先生はカードをめくって、「相談者さんが繁栄するには……」と言って出てきたカードは「バランス」。これには一同笑ってしまいましたが、相談者さんは笑いつつもすごく驚いていらっしゃいました。結月先生は力強くも押し付けにならないようなトーンで再度バランスを取ることの大切さをお伝えして今回の鑑定は終了となりました。
算命学の結果を通じて、私の現在の状況から将来に向けてどのような行動を取るべきかのアドバイスはもちろんですが、算命学の理論についても丁寧に教えていただき、とても理解しやすかったです。
気になっていた性格に関する部分では、自分にぴったりの特徴ばかりで、思わず笑ってしまいました。その性格も含めて、「今の仕事もこれからの目標も自分に合っている」という指摘を受け、自分のキャリア選択に安心感を覚え、自信を持って進んでいける気がします。
自分が直面している問題や疑問にも、しっかりと答えていただき(笑)、行動案を提示していただいたことに感動しました。
実は占いなんて……と少し思っていたので、あそこまで具体的に解決の道筋を出してもらえたことに驚いています。
さらに、算命学をもとにカードもしていただいたのですが、鑑定結果をより強調するような結果が出て心底驚きました。カードがランダムに選ばれるはずなのに、しっかり当たっているので「この先生は本当に当たる方なんだな。自分に必要なことを教えてくれる先生なんだな。」と感動しきりです。
占いをちゃんと受けるのはほぼ数年ぶりで緊張していましたが、結月先生はパッと明るい方でありながら親しみもあって、話のしやすい先生という印象でした。しかも、30分の短い鑑定時間で得た情報が的確で非常に濃密。それだけに時間があっという間です。また、鑑定後は前向きな気持ちになり、不安だった心が軽くなっていました。迷うことがあれば結月先生にぜひお願いしたいです。ありがとうございました。
算命学は、中国発祥の干支暦をもとに年と月と日の干支を分析して、その人の宿命や性格をみる占術です。古代の中国大陸に於いて成立し、日本ではその伝統を継承しながら新たな理論を構築して創り上げたものとされています。
算命学は、2300年もの歴史があるものです。もともとは中国春秋戦国時代の鬼谷子がそれまであった陰陽五行思想および、運命予測の技術を理論として体系化したのが始まりとされています。その後、中国を統一した始皇帝により、門外不出の秘伝として外部に漏れないよう厳しく管理されていたそうです。
時が流れて、1970年代ごろに日本へ算命学が伝えられるようになります。文化大革命が起こることを読んだ占術者の高尾義政が長崎へ亡命、そこから日本各地へ広まっていきました。それ以降、「天中殺(てんちゅうさつ)」や「大殺界(だいさっかい)」といった言葉とともに広く普及し、日本において算命学はポピュラーな占いとなっています。
算命学と四柱推命の違いは「生まれた時間」を考慮するかにあります。算命学は年・月・日の3つの柱の干支を元に占いますが、四柱推命は年・月・日・時間の4つの柱の干支を元に占います。
生まれた時間を必要としない理由は、宿命の最小単位を1日にしているためです。
というのも、
不変である宇宙(自然)の法則に基づいた単位となっています。そこから人間にとってわかりやすいよう作り出した概念が時間です。このため、算命学では人間が作ったルールである時間は使用されていません。
占いの中でも算命学は当たると言われています。ですが、「宿命と運命」の違いがわからずに算命学が当たらないと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?ここでは、算命学が当たる理由について触れていきます。
さて、ここをお読みの方の中には「宿命と運命は同じじゃないの?」と思う方もいらっしゃるでしょう。算命学において、宿命と運命は以下のようなものとされています。
意味 | 例 | |
宿命 | 自分では成す術のないもの
(自分で変えられないもの) |
生まれてくる国・場所
どんな家庭や親から生まれるか |
運命 | 自分で選択の余地のあるもの
(自分で変えられるもの) |
誰と一緒に住むか
どんな場所で暮らすか |
基本的には宿命に沿って生きることが、簡単で問題は少ないでしょう。ですが、宿命と運命とがズレている方もいらっしゃいます。そうした方は宿命に抗う選択をしているので、生きにくいと感じたり、成功していても困難が多かったりします。
先ほど説明したような宿命に抗っている方に、算命学で出た宿命のお話をしてもピンと来なかったり、的外れなことを言われたと感じてしまいます。逆を言うと、宿命通りに運命を選んでいる方には当たっていると感じるようです。
算命学は、宿命をみる占術でもあり、アドバイスに沿って行動することで運命を変えていく占術でもあります。したがって、行動の部分をうまく変えていけると運命も切り替わっていくでしょう。
今回は算命学やその鑑定内容を体験形式でご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。少しでも算命学に魅力を感じてもらえたら、嬉しく思います。
また、東京にある占いサロン「羅心盤」では、算命学はもちろんさまざまなジャンルに特化した占い師が所属中です。そのため、レベルの高い占いが受けられるとお客様から信頼をいただき、ありがたいことに多くのご予約を頂戴しております。もし、鑑定のご希望がありましたら、ホームページ、LINEやお電話などからの事前予約がおすすめです。気になった方はぜひ、お気軽にお問い合わせください。