2024.11.25
四柱推命とは、生年月日時から、その人の性格・才能・運命などを詳細に読み解くことができる東洋の占術です。多くの統計に裏付けられ、その的中率の高さから「占術の王」と呼ばれています。
元々は政治など、国を動かす重要な場面で運勢の流れを見る為に使われていました。
生年月日時を表した「年柱」「月柱」「日柱」「時柱」の4つの柱から命式と呼ばれる表を作成し、その人の本質や運命を読み解きます。
命式は、いわばその人の運命の設計図のようなものです。生まれた年、月、日、時をそれぞれ十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)という符号で表し、これらを組み合わせて作られます。十干は10種類、十二支は12種類あり、これらの組み合わせによって、無数のバリエーションの命式が生まれるのです。
四柱推命は「陰陽五行説」を元に、人の命運を推察する占術です。
・陰陽五行説とは
自然界のあらゆるものを「陰」と「陽」、そして「木・火・土・金・水」の五つの要素に分類し、それらの相互作用によって万物が成り立っているとする考え方です。
・陰陽
陰: 暗い、寒い、女性、静、受ける、水など、受動的で消極的な性質を表す
陽: 明るい、熱い、男性、動、与える、火など、能動的で積極的な性質を表す
自然界では、昼と夜、夏と冬など、陰と陽は常に対立し、かつ補完し合っています。この陰陽のバランスが、万物の調和を保つ上で重要と考えられてきました。
・五行
木: 成長、発展、春、肝、青色などを表す
火: 熱、上昇、夏、心、赤色などを表す
土: 中庸、安定、中央、脾、黄色などを表す
金: 收縮、成熟、秋、肺、白色などを表す
水: 流動、冬、腎、黒色などを表す
五行はそれぞれが相生・相克の関係を持ち、互いに影響し合いながら動的なバランスを保っています。例えば、木は火を生み、火は土を生むといったように五行は循環し、自然界のあらゆる変化を起こしています。
その他、東洋医学や風水、武道などの分野にも、陰陽五行思想が用いられています。
四柱推命は、約2000年前に中国で生まれた占術です。
その歴史は古く、中国の漢代にまで遡ります。
その後、宋代の徐子平(ジョシヘイ)という学者が、唐代の算命術をさらに発展・体系化し、現在の四柱推命の基礎を築きました。彼の著書『淵海子平(エンカイシヘイ)』は四柱推命の代表的な古典の一つで、現在も広く読まれています。
日本への伝来は江戸時代の中期で、その後占術家によって研究され、発展してきました。現代も多くの学者や研究者が携わり、様々な流派や解釈が生まれています。
運命学の一種である四柱推命は、基本的に人に関するものならなんでも占うことができると言われています。
10種類の干がそれぞれ異なる性格や性質を、12種類の支がそれぞれ異なる行動パターンや才能を、五つの要素(木、火、土、金、水)が、それぞれ異なるエネルギーを表しています。
このように、四柱推命では様々な要素が組み合わさって、その人の気質や体質、価値観を表しています。主な要素は下記の通りです。
・気質
1:基本的な性格
内向的か外向的か、楽観的か悲観的かなど、その人の根底にある性格
2:長所と短所
生まれながらにして持っている長所と、克服すべき短所
3:ストレスへの対処法
ストレスを感じやすい状況や、ストレスを解消する方法
4:人間関係の傾向
他人との関わり方や、人間関係で注意すべき点
5:行動パターン
物事に対する考え方や行動パターン
6:運命
吉凶を表す様々な神煞(シンシャ)が、その人の性格や運命に影響を与える
・体質
1:五行のバランス
五行(木・火・土・金・水)のバランスによって、体質の傾向を知ることができます。例えば、木が強い人は体が丈夫で活動的、水が強い人は冷え性で消化器が弱い、といったように、五行のバランスによって体質が大きく左右されます。
2:十干の性質
十干はそれぞれが異なる性質を持っており、体質にも影響を与えると考えられています。
四柱推命でわかる体質の例
虚証: 体力が弱く、疲れやすい、冷え性などの症状が出やすい
実証: 体力が強く、熱っぽい、便秘などの症状が出やすい
気虚: 気力がなく、だるい、息切れなどの症状が出やすい
血虚: 血が不足し、顔色が悪い、めまいがするなどの症状が出やすい
陰虚: 体液が不足し、乾燥肌、口が渇くなどの症状が出やすい
陽虚: 陽気が不足し、冷え性、体がだるいなどの症状が出やすい
体質を知るメリット
健康管理に役立つ:自分の体質を知り、自分に合った食事や生活習慣を送ることで、健康維持に役立ちます。
病気の予防:弱い臓器やかかりやすい病気を事前に知っておくことで、病気の予防に繋がります。
漢方薬の選択:自分の体質に合った漢方薬を選ぶことができます。
・価値観
1:人生の目的
何を大切にし、何のために生きているのか
2:幸福の基準
何をすれば幸せと感じるのか
3:人間関係に対する価値観
他人との関わり方、人間関係において何を求めているのか
4:仕事に対する価値観
仕事を通して何をしたいのか、どのような働き方をしたいのか
5:お金に対する価値観
お金とどのように付き合っていきたいか
・才能、適業
「芸術的な才能がある」「リーダーシップがある」「コミュニケーション能力が高い」など、生まれながらにして持っている才能を知ることができます。そしてその才能から、どのような仕事に向いているのか、適性のある仕事を知ることができます。
・運気
四柱推命で運勢を見る際には、以下の要素を総合的に判断します。
大運: 10年ごとの大きな流れ
歳運: 年ごとの運勢
月運: 月ごとの運勢
日運: 日ごとの運勢
時運: 時間ごとの運勢
大運と歳運の組み合わせ: 大運と歳運の組み合わせによる運勢
四柱推命では、運気は常に変化していると考えられています。良い運気が続く時期もあれば、悪い運気が続く時期もあるでしょう。大切なのは運気の変化を予測し、それに合わせて行動することです。
四柱推命で運気を知るメリット
将来の予測: 将来の運勢をある程度予測することができる
人生の計画: 運勢の変化を踏まえて、人生の計画を立てることができる
心の準備: 悪い運気が来ることを事前に知っておくことができる
チャンスを掴む: 良い運気が来る時期に積極的に行動することで、チャンスを掴める
・相性
二人の五行が相生関係にあるか、相剋関係にあるかなどをみます。
1:十干の組み合わせ: 十干の組み合わせによって、性格的な相性や、お互いに与える影響をみる
2:十二支の組み合わせ: 十二支の組み合わせによって、行動パターンや価値観の相性をみる
3:神煞(シンシャ)の組み合わせ: 吉凶を表す神煞の組み合わせによって、二人の関係にどのような影響を与えるかをみる
相性の種類
四柱推命では、大きく分けて以下の種類に相性が分けられます。
相生: お互いを助け合い、成長を促す関係
相剋: お互いを抑制し、衝突しやすい関係
比和: 性格が似ていて、共感しやすい関係
印綬: 互いに学び合い、成長を促す関係
食神: お互いを楽しませ、幸せにする関係
一言でいうと「自分自身を深く理解するためのツール」であることです。
単に「運が良い」「悪い」といった大まかな判断だけでなく、生年月日時から導き出される情報を通じて、自分の元々持っている才能や強み、そしてこれからの人生をより良く生きるためのヒントを手に入れることができます。
1:自分自身を深く理解できる: 自分の強みや弱みを理解することで、自己肯定感を高め、自己成長につなげることができます。
2:より良い人生を送るためのヒントを得られる: 人生で迷った時や、何かを決断しなければならない時に、四柱推命はより良い選択をするためのヒントを与えてくれます。
3:人間関係を円滑にする: 相手の性格を知ることで、人間関係を円滑にし、良好な人間関係を築くことができます。
4:ストレスを軽減できる: 自分の気質を知ることでストレスを軽減し、より充実した毎日を送ることができます。
四柱推命の基本的な占い方は下記の通りです。
四柱推命は、他の占術と比べて非常に体系化されており、東洋思想に基づいた深い学問である点が特徴です。その他の占術との違いは下記の通りです。
四柱推命:生年月日時から、その人の性格、才能、運命などを詳細に分析する。東洋思想に基づいた体系的な占術。詳細で体系的な分析が可能。
西洋占星術:生まれた時の星の配置から、性格や運命を占う。宇宙全体のエネルギーとのつながりを重視する。惑星や星座の配置から占う点が異なる。
タロット占い:カードの組み合わせから、現在の状況や未来の可能性を読み解く。直感と象徴的な解釈が重要となる。
手相:手のひらの線から、性格や運命を占う。人生の変化や健康状態などもわかる。手の線の形状から占う点が異なる。
易経:卦(か)という図形を用いて、自然界の変化を読み解き、人生の指針を得る。卦を用いて読み解く点が異なる。
♦︎どんなお悩みに適した占いか
四柱推命は、以下のようなお悩みを抱えている方に特におすすめです。
命式から、あなただけのユニークな人生設計図を読み解くことができます。
動物占いに出てくる12種類の動物は、四柱推命の十二運星にそれぞれ対応しています。心理学者であった増永篤彦氏が、この十二運星と性格分類との間に相関関係があることを発見しました。増永氏の研究を基に、十二運星を動物に置き換えることで、よりわかりやすく、親しみやすい形で性格を分類する試みがなされました。
つまり動物占いは、四柱推命の十二運星という概念を、より身近な動物に置き換えることで、誰にでもわかりやすい形にアレンジしたものであると言えます。
ルーツが同じ四柱推命と動物占いですが、どちらの占いを選ぶかは、あなたの目的によります。
・自分のことをより深く知りたい場合: 四柱推命は、より詳細な分析が可能であり、自己理解を深めるのに役立ちます。
・手軽に占ってみたい場合: 動物占いは、簡単に占うことができ、その人の性格の傾向を把握するのに役立ちます。
第1位は立川駅にある占いサロン「羅心盤」に所属するミュウ先生です。
四柱推命をベースとした「ソウルリーディング」という特別鑑定を行なっています。じぶんの魅力や才能を開花したい方におすすめです。
http://www.kotobukilife.co.jp/
第2位は自由が丘「エンジェルガーデン」に所属する安芸実先生です。
四柱推命を中心に、手相やタロットを交えて鑑定を行い、自由が丘の母と呼ばれています。「1年以内に結婚できた」との声が多数寄せられています。
https://honkaku-uranai.jp/teller/detail?teller_id=14
第3位は新宿「西新宿の母占い鑑定所」に所属する真如雅子先生です。
四柱推命をはじめとし、様々な占法に通じるベテラン占い師です。口コミだけで行列を作った伝説が残っています。
第4位は銀座「銀座の母」に所属する横田淑惠先生です。
東洋占術すべてを扱い、運勢バイオリズムを細かく伝えてくれます。
メディア出演経験も多数あります。
第5位は吉祥寺「四柱推命AKIZUKI.」に所属する宮幹藍后先生です。
恋愛を始め、仕事関係や引越しなど、行動や決断のタイミングを教えてくれます。人生の転機に巡りあう先生、とも呼ばれています。
第6位は池袋「東京池袋占い館セレーネ」に所属する水森太陽先生です。
10代から占いの研究を行っており、鑑定数は述べ2万5千人以上。
様々な占術のエッセンスを取り入れ、柔軟で鋭いアドバイスを行なっています。
第7位は渋谷「きらら館」に所属するきらら先生です。
幼い頃から占いに興味を持ち、占い少女として人気者に。
芸能人、財界人、スポーツ選手、外国大使など、各界に多くのファンを持っています。
https://www.kaiunkan-ee.com/shopinfo/?shop=95
第8位は上野「E&E上野マルイ鑑定所」に所属する青い羊先生です。
「運は分け与えられるもの」というポリシーを持たれ、占いの場で幸運を広げたいと願われています。相談者を幸せの場へと導く案内人です。
https://www.uranaikan-maaya.net/
第9位は浅草「占い館マーヤ」に所属する村上峰千先生です。
浅草駅から直結の地下街にある占い館だけに、お参りがてら1年間の運勢を見てもらう方が多いそう。恋愛相談全般で的確なアドバイスをしてくださいます。
第10位は三軒茶屋「三軒茶屋アルカナ占いカフェ&バー」に所属する鈴久也静華先生です。
開運の場所を命式から探り、幸福の道へと軌道修正してくれます。人生の指針がブレた時におすすめの先生です。
このように、四柱推命は長い歴史をもつ、奥深い占術です。
現代社会において、私たちはつねに様々な情報に囲まれ、自分を見失ってしまうこともあるでしょう。そんな時、四柱推命は自分自身と向き合い、人生の意味を見つけるためのヒントになります。
命式はあなたの取扱説明書のようなもので、自分自身を深く理解するための羅針盤です。
人生を紐解く神秘のカギが欲しい方は、ぜひ一度四柱推命を試してみてはいかがでしょうか。
ミュウ先生のソウルリーディングを受けたい方、「羅心盤」に少しでも興味をお持ちの方は、ぜひお問い合わせください。